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私の友達 彼女は昔 厳格な家に育ったせいでしょ
一人でダンスに踊りに行けない 一人でダンスに踊りに行けない
壊れた時計を 直してあげよう 囁く紳士が唄う
かわいそうな子ね 幸せになろう 微笑み少女が唄う 唄う
パヤパヤ ルールー パヤパヤ ルールー
だけれど とある日 開いた窓からこぼれる明かりに誘われたんでしょ
一人でダンスに踊りに出かけた 一人でダンスに踊りに出かけた
ジルバは踊れる? ワルツもあるよ 猫背の男が唄う
お気をつけなさい 見ていてあげる やさしい女は笑い 唄う
パヤパヤ ルールー パヤパヤ ルールー
パー
壊れた時計を 直してあげよう 小柄な男が唄う
かわいそうな子ね 幸せになろう 太った少女が笑い 唄う
パヤパヤ ルールー パヤパヤ ルールー
パヤパヤ ルールー パヤパヤ ルールー
パヤパヤ ルールー パヤパヤ ルールー
パヤパヤ ルールー パヤパヤ ルールー
パヤパヤ ルールー パヤパヤ ルールー
パヤパヤ ルールー
大槻曰く
実は、サビの詩が思いつかなくて「パヤパヤ」になった。
大槻のソロ・シングル「プカプカ」では同曲がセルフカバー(カヴァー?)されている。
歌声の音程はオリジナルより1オクターブ(オクターヴ?)低い。
で、その「プカプカ」が収録されたアルバム『わたくしだから』にある「海千山千」という
曲も元は空手バカボンのレパートリーだったようだ。聞いた限りでは空バカの残影らしきものは
影も形もなくなっていた。是非空バカメンバーによる「海千山千」も聞いてみたい。
(2006年7月1日追記)
2006年6月21日に発売された『筋肉少女帯 ナゴムコレクション』は、1stEP『とろろの脳髄伝説』、2ndマキシEP『ノゾミ・カナエ・タマエ(-ドリフター)』、シングル『高木ブー伝説』+未発表デモ&ライブテイクという内容となっているが、そのライブテイクの中にバンドヴァージョンの「パヤパヤ」が収録されている。
クレジットによると1985年5月16日、渋谷屋根裏での演奏で、メンバーは大槻(Vo)、内田(B)、みのすけ(Ds)、ベラ石塚(G)。この3ヶ月後に『孤島の檻』『とろろの脳髄伝説』が発売されている。内田による解説は以下の通り。
「大槻は相当酩酊しているようでレロレロ。演奏も粗いというか曲をおぼえてない?」
Aメロは殆ど別の曲だが、Bメロの疾走感はバンド演奏ならではのものだし、サビ部分の例のベースライン等、どちらのヴァージョンにも通用する聴き所もあり、空バカ版や「プカプカ」版と比べると、最もアグレッシブな「パヤパヤ」を聴くことが出来る。
以下、「パヤパヤ」演奏前の大槻のMCを記す。
(前曲「ララミー」の演奏後)
大槻「ごめん、すまん! ごめん、俺が悪い!
さぁ、こないだ、あの僕は、いわゆる、あの二年間浪人をしていて(客失笑)
そういう訳で、あの浪人が大変で、こないだもあの練習があったんですけども
あのー勉強のアレでさぼっちゃってね、あのあんまり練習してないし
ごめんなさい、ちゃんとやります! ちゃんとやります! (メンバーに向かって)次なに?(客笑)
次なに? パヤパヤ? よーし あー駄目だな(?)
(ドラムのカウントに続いて曲スタート)
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